こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「フータ」です。

昨日6月7日。上高地・ウェストン碑前では第80回ウェストン祭が開催されました!
今回はウォルター・ウェストンのご紹介ともに、ウェストン祭当日の様子をお届けします。
ウォルター・ウェストンとは?
「日本近代登山の父」と称されるウォルター・ウェストン。
英国人宣教師として明治の日本を訪れる傍らで、登山家としての側面を持つ彼は日本各地の名峰に足を運び、明治24年(1891年)にはここ上高地にも訪れています。
母国イギリスに帰国後、明治29年(1896年)には紀行文「日本アルプスの登山と探検」を記し、上高地を含む日本の山々の魅力を世界に広めた立役者です。
日本アルプスの知名度向上、そして、まだレジャーとしての登山文化が根付いていなかった明治の日本に登山の楽しさを伝えてくれた功績を称え、1937年、ここ上高地にレリーフが設置されています。

献花が添えられたウェストン碑
ウェストン祭とは?
日本の登山文化の開花、そして日本アルプスを世界に知らしめるきっかけとなったウェストン。
彼に思いを馳せ、功績を称えるために毎年6月第一日曜日にはウェストン碑前で「ウェストン祭」が開催されています。このウェストン碑、実はウェストンさんがイギリス人であったこと、そして青銅製であったことから、第二次世界大戦中に取り外され、東京に保管されていました。
空襲により一部が破損してしまったものの、修復されて1947年6月に再び設置されており、このときの復旧式が後のウェストン祭へと形を変えていきました。
式典では、自然への感謝や安全祈願を捧げ、献花や地元の小学生による献歌、記念講演などが行われています。
第80回ウェストン祭の様子
昨年は雨が降る中での開催となりましたが、今年は曇天。
天候に恵まれ、穏やかな空気が流れる中での実施となりました。

地元の小学生による合唱
式典の目玉は何といっても地元の小学生による合唱です。
ウェストンの活躍を偲ぶ歌声が静かな上高地にしっかりと響き渡っていました。

詩の朗読
こちらもウェストン祭恒例の詩の朗読。
今年は、1964年の6月7日に行われたウェストン祭に際し詩人尾崎喜八が詠った詩「ウェストン祭に」が厳かに朗読されました。

徳本峠記念山行の報告
ウェストン祭の前日、6月6日には、ウェストンが活躍した当時の上高地の入り口「徳本峠(とくごうとうげ)」を歩く記念山行が実施されました。
この記念山行は2020年に発生した徳本峠の土砂崩れ以降実施されておらず、今年は実に7年ぶりの実施となりました。
記念山行を報告する方の言葉からも、念願叶った喜びを感じ取ることができました。
いかがでしたでしょうか。
かつてウォルター・ウェストンが愛した上高地。
皆様もぜひかつての歴史を頭の片隅に置きながら、散策をお楽しみください。
2026年も上高地ガイドウォーク実施中!
我々FIVESENSE(ファイブセンス)で実施している現地ガイドウォーク「上高地ゆったりウォーク」では、梅雨時の楽しみ方等もご紹介しています。
4月17日~11月15日は毎日開催、ご予約先着順です。一週間前には予約が埋まってしまうことが多いので、お申込みはお早めに。
皆様のご参加をお待ちしております!
詳細・ご予約はこちらから↓
上高地の気温・服装情報〜上高地梅雨入りです〜
本日の天気は、朝の気温は12℃、日中の気温は16.5℃でした。
昨日6月7日をもって2026年の上高地は梅雨入り。昨年よりも2週間ほど遅れての梅雨入りとなりました。
曇り予報が出ていても突然雨に降られることがありますので、お越しの方は折り畳み傘やレインウェア等雨具をご用意ください。
皆様の上高地へのお越しをお待ちしています!
フータ
★ネイチャーガイドFIVESENSEのYouTubeチャンネルはこちら★
★上高地の観光情報は上高地コラム★
★エコツーリズム大賞「優秀賞」を2年連続受賞いたしました★











