こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「なつ」です。
7月7日、上高地では久しぶりの晴れ間となりましたので、穂高連峰の中腹部分にある「岳沢(だけさわ)」へトレッキングに行ってきました!
本日は初夏の岳沢の様子をご紹介します。

※岳沢へ行かれる場合には、登山装備と登山届の提出が必要です。

【河童橋から岳沢小屋を目指して登山道へ】

河童橋から岳沢小屋までは片道2時間半ほどの距離にあります。
明神右岸道(明神池側の岸)の途中にある岳沢湿原まで行き、そこから登山道へ入っていきます。
写真左側にも写っていますが、10から0まで、登るにつれてカウントダウンのように数字が減っていく看板を辿って、登山道を進んでいきます。
(登山口が10、岳沢小屋が0)

岳沢登山口

岳沢登山口

岳沢登山道

ここからは狭く急な道を登っていきます

道中はお花やときどき現れる壮大な景色を見ながら、基本的には森の中をどんどん登っていきます。

【岳沢登山道で見つけた花たち】

ゴゼンタチバナ(御前橘)
ゴゼンタチバナ(御前橘)

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)

ハクサンフウロ(白山風露)
ハクサンフウロ(白山風露)

【岳沢登山道で楽しめる景色】

岳沢の向こうに見える西穂高岳
西穂高岳

天然のクーラー「風穴(ふうけつ)」

岳沢登山道の風穴

風穴からはいつもひんやりとした空気が流れ出ています

【岳沢登山道の様子】

岳沢登山道はほとんどが森の中を通る道で、岩がごろごろした坂道をずっと登っていきます。
岳沢登山道

岳沢登山道

登山道の脇には涼しげな沢が流れているところも

岳沢登山道

ところどころ「落石注意」「浮石注意」の看板もあります

岳沢登山道

岳沢登山道

1番の看板まで来ると岳沢小屋が見えます

1番の看板を過ぎると、穂高連峰の稜線や残雪を間近に望むことができます。

岳沢越しに見る穂高連峰の稜線

岳沢越しに見る穂高連峰の稜線

岳沢小屋まで来ると、眼下に広がる上高地と奥には乗鞍岳を眺めることができます。

乗鞍岳と上高地

乗鞍岳と上高地

岳沢小屋は2,170mの高さにあり、上高地からは670mほど登ったところにあるため、河童橋から大正池の辺りまで見渡すことができます。

今回は上高地の周辺観光スポットとして岳沢をご紹介しました。
上高地周辺の山々は、穂高連峰をはじめ標高の高い険しい場所が多くあります。
岳沢を含め、登山をご計画される際は、ご自身の体力とお時間に無理のない範囲で、また充分な装備をご用意ください。

ネイチャーガイドファイブセンスでは、上高地内をご案内する「上高地ゆったりウォーク」を実施しています。
※岳沢を含む登山道のご案内は行っておりません。ご了承ください。
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皆様のお越しを、ガイド一同お待ちしております!

【上高地の気温・服装情報~風が強いです~】

岳沢への道中で出会ったメボソムシクイ

岳沢への道中で出会ったメボソムシクイ

7月9日の上高地は雨ときどき曇り。気温は朝が17℃、昼が19℃。
風が非常に強く、森の中を歩いていても常に風を感じる一日になりそうです。
雨も降ったり止んだりしていますので、防寒と防水を兼ねてレインウェアをお持ちください。

なつ


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ガイドが教える上高地服装アドバイス
Published On: 2024-07-09Categories: 本日の上高地&服装

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