こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「さくら」です。
夏休み終盤、お子様連れで上高地へのご旅行をされる方も多いのではないでしょうか。
今回は、上高地で動物が見たい! というご家族連れに向けて、上高地で見やすい動物と出会うコツ、注意点についての特集をお届けします。
上高地ではどんな動物に出会える?
ニホンザル

上高地で最も出会いやすい動物といえば、なんといってもニホンザル。
複数の群れが上高地の全域を歩き回っていて出会いやすい動物ですが、野生動物のため観察には注意が必要です。
安全な距離を保てるよう、下で紹介する注意点をしっかり守って観察してください。
ニホンザルに出会った時の注意点
上高地でサルに出会った時は「絶対に餌をあげない」「近づきすぎない」の2点を守って観察してください。
サルに餌をあげてしまうと、人間が美味しいものを持っていることをサルが覚えてしまい、奪うために襲ってくるようになります。
また、写真を撮るためなどで近づきすぎると、サルが徐々に人に慣れて、人の食べ物を覚えてしまうきっかけになります。
サルがいてもこちらからは近づかず、距離を保って観察や撮影をしてください。
また、野外にゴミを捨ててしまうと、サルやクマが人の食べ物を口にしてしまうきっかけになります。
それを防ぐために、上高地にはゴミ箱が設置されていません。ゴミはお持ち帰りをお願いいたします。
ニホンザルに出会うコツ① たくさん歩く!
サルは、それぞれの群れごとにある程度の行動範囲が決まっているものの、特定の寝床などは持たず、エサを求めて常に移動し続けています。
そのため、どの場所にいるかはその日しだい。出会えるかどうかも、最終的には運しだい。
我々ガイドは毎日上高地を歩いていますが、だいたい2日に1度はどこかでサルの群れに出会う、くらいの頻度です。
そして、人間側が広い範囲を歩くほど、出会える確率は上がります。
山や川の景色、鳥や昆虫の観察なども楽しみながら、色々な場所を歩いてみてください!
ニホンザルに出会うコツ② 朝や夕方は建物の近くで見ることが多い
河童橋のホテル周辺やキャンプ場などの人が多い場所では、朝や夕方など、比較的人出が落ち着く時間帯に見かけることが多いです。
サルの群れは鳴き声が賑やかなので、朝6時頃、ホテルの部屋などから「ああ、サルが騒いでいるな」と気づくこともしばしば。
ご宿泊の方はぜひ、朝夕に外の音に耳を澄ませてみてください。
ニホンザルに出会うコツ③ 橋の周辺
エサを求めて移動する途中、サルたちも梓川を渡る必要が出てきます。
その際には川を渡りやすいポイントを選んで渡るのですが、なんといっても楽に川を渡れるのが、人間がかけた「橋」。
田代橋、河童橋、明神橋などは、移動中のサルの群れに出会う確率が高い場所です。
鳥|上高地のバードウォッチング

上高地では100種類を超える鳥を見ることができますが、お子様と一緒にバードウォッチングをするなら、おすすめは「水辺の鳥」です!
水辺の鳥は景色の開けた見つけやすい場所にいることが多く、体も大きめなので、お子様でも簡単に見られます。
よく見る水辺の鳥|マガモとオシドリ
上高地でよく見るカモの仲間は2種類、マガモとオシドリです。
10月~6月頃はオスが上の写真のようなきれいな色をしていますが、夏は恋の季節ではなく子育ての季節なので、オスがおしゃれをやめてメスと同じような地味な色に変わっています。
見分け方は、目の横のラインが焦げ茶色なのがマガモ、白いのがオシドリ。
また、羽が生え変わってもくちばしの色は変わらないので、オスかメスかはくちばしの色で見分けられます。
マガモはくちばしが黄色いものがオス、黒とオレンジの模様なのがメス。オシドリはくちばしがピンク色なのがオスで、黒っぽいのがメスです。
水鳥を見やすい場所は?

マガモ(オス)

マガモ(メス)

オシドリ(オス)

オシドリ(メス)
上高地でカモの仲間を見やすいのは、大正池田代池、岳沢湿原など、広い水辺のある場所です。

おすすめスポット① 大正池
アクセス:「大正池」バス停下車すぐ
広い水面で、時間帯を問わずカモの仲間をよく見かけます。

おすすめスポット② 田代池
アクセス:「大正池」バス停下車、徒歩約20分
静かな水面や魚の姿も楽しめるスポットです。

おすすめスポット③ 岳沢湿原
アクセス:「上高地バスターミナル」下車、徒歩約20分
上高地の中心地・河童橋から近く、水鳥以外にも様々な鳥と出会えます。
※上高地の地図は[こちら]
カモなどの水鳥が見られる季節は?
上高地の観光シーズンである4月中旬~11月中旬であれば、どの時期でも水鳥に出会うことができます。
綺麗な羽色のオスを見られるのは10月以降または6月まで、カモの親子が見られるのは6月~7月です。
ちょっと上級者向け|双眼鏡で小鳥を探す
カモ以外の鳥を見つけたい場合、双眼鏡を使ったバードウォッチングもおすすめです!
朝6~7時頃は特に小鳥たちがよく動く時間帯です。

我々のガイドウォーク「スタンダードコース 朝の景色とバードウォッチング」では、河童橋発着でガイドと一緒に上高地の小鳥を探す散策に出かけます。
双眼鏡の貸出もありますので、初心者でも気軽にご参加いただけます。
上高地の魚たち
上高地にいる魚は何?
上高地で見られる魚は、イワナ、ブルックトラウト、ブラウントラウトなど。
どれもよく似ていますが、体やひれの模様に違いがあります。
- イワナ:黄色や白など、淡い色の水玉模様
- ブルックトラウト:背中の模様は独立した水玉ではなく虫食い模様。腹びれと尻びれは白と黒のライン。背びれに黒い波のような模様
- ブラウントラウト:体に黒い水玉模様がある

上高地で魚を見やすい場所は?
梓川の本流は流れが強く、たびたび増水するため、大きめの力が強い魚しか泳げません。そのため、梓川の魚の数は少なめです。
魚を見やすいのは、流れの緩い支流。特に湧き水が多い場所でよく見かけます。
- 小梨平キャンプ場(中川):「上高地バスターミナル」から徒歩約5分
- ウェストン碑前:「上高地バスターミナル」から徒歩約20分、または「帝国ホテル」バス停から徒歩約10分
- 田代池:「大正池」バス停から徒歩約20分
※上高地の地図は[こちら]
上高地では魚釣り禁止です!
上高地は動植物の捕獲・採取などが禁止されている場所です。
魚釣りも禁止ですので、水辺から静かに観察してください。
ガイドウォークで動物探しもおすすめ!
我々FIVESENSE(ファイブセンス)で実施している現地ガイドウォーク「上高地ゆったりウォーク」では、動物や鳥をはじめ、上高地の自然をたっぷり紹介します!
夏休みの自由研究で動植物の観察をしたいなどのご希望もお気軽にご相談ください。
中学生以下のお子様は、大人1名様につきお子様1名様無料です。
4月17日~11月15日は毎日開催、ご予約先着順です。一週間前には予約が埋まってしまうことが多いので、お申込みはお早めに。
皆様のご参加をお待ちしております!
詳細・ご予約はこちらから↓
上高地オンラインガイドツアーで上高地旅行の予習もぜひ!
上高地オンラインガイドツアー 次回は8月23日(日)開催!
ご自宅などどこからでも上高地のガイドを楽しめる「上高地オンラインガイドツアー」。
次回開催は8月23日、テーマは「夏の風物詩・朝もやの風景」です!
●実施日時
8月23日(日) 15:00-16:15
※散策動画は40分程度、質疑応答の時間を含めイベント時間は1時間15分程度を予定しています。
※ライブ配信時刻にご都合のつかない方も、実施後7日間のアーカイブ(録画)配信を視聴できます。
●内容
上高地を実際に散策した映像を見ながら、ガイドの解説(風景、自然、歴史など)をお聞きいただけます。
YouTubeのチャットより、ガイドにその場で直接質問なども可能です。
※ガイドからの回答はチャットではなく音声での回答となります。
※チャット機能を使用するためには、YouTubeのアカウント登録が必要です。
●視聴方法
・事前申し込み等は不要です。配信期間中にNATUREGUIDE FIVESENSE公式YouTubeチャンネルよりご覧ください。
視聴リンクは[こちら]
上高地の気温・服装情報~日差しにご注意を〜
本日の上高地の気温は朝12℃、昼23℃でした。
日陰はひんやりしていますが、日向は日差しを強く感じられ、汗ばむ暑さです。
ご散策される方は帽子や飲み物、着脱のしやすい長袖の上着をお持ちいただき、ご散策をお楽しみください。
さくら
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★エコツーリズム大賞「優秀賞」を2年連続受賞いたしました★












