足元には、色とりどりの小さなお花が咲いています。今日の朝はとても良く晴れていて、雲一つない青空が広がっていました。
写真は今朝6：00ごろの河童橋です。橋には霜が降りていて、とても冷え込んだ朝でした。

日差しが当たると暖かく感じるのですが、空気が乾燥しているため、日陰にいたり風が強く吹くと肌寒く感じます。
そのため、朝晩に散策される方はもちろん、日中に歩く方も、ウィンドブレーカーやフリースなどの防寒具をお持ちください。

さて、そんな上高地ですが、河童橋から左岸側遊歩道(バスターミナル、五千尺ホテル側)を、上流方面に3分ほど歩くとビジターセンターがあるのですが、その建物の前の植え込みに、小さなお花がたくさん咲いています。

まずはこちら、コナシの木の根元にたくさん咲いている、ツマトリソウです。
草丈は10cm程と小さいため、見逃してしまうことが多いのですが、よく見ると一つ一つの花びらがらせん状に重なっていて、特徴的なお花ということがわかります。

こちらも木の根元に生えている、キジムシロです。
この写真のように、群生している様子が、キジが座る敷物(むしろ)に見立てて名付けられたという、面白い名前のお花です。
ちなみに、漢字では【雉蓆】と書きます。

最後はこちら。フデリンドウです。
草丈は5cm位と、とっても小さいため、注意深く探さないと見つけられないときがあります。
そのため、見つけたときは他の花と比べて嬉しくなります。

今回ご紹介したお花は、全てビジターセンターの前に咲いているので。上高地に訪れた際にはぜひとも、この小さなお花たちを見つけてみてくださいね。

ちよ