母ザルにしっかりとしがみついています。
散策しているとサルの群れに出会うことがありますが、子ザルもたくさん見られます!
トップの写真は母ザルの背中に乗って移動する子ザル。フサフサでかわいいです。
親子で何かを真剣なまなざしで見つめています!
子ザルはこのようにして母ザルからいろいろなことを教わります。
雨の日でも一緒。この後ササの新芽を食べていました。
この子はお乳を吸っています。
よく見るとサルもそれぞれ表情が違って面白いです。
そろそろ子離れの時期なのか、母ザルが子ザルを引き離そうとする様子も見られました。
たくましく育ってほしいですね!
本日の気温は朝が16℃、お昼で20℃ほどです。
脱ぎ着のしやすい服装をおすすめします。雨具の用意もお忘れなく!
もも
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4 Comments
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餌を与えない、、ちょっかいを出さない等訪れる私達がルール違反をしなければ今の状態は保たれるのでしょう。上高地が上高地であり続けるために何が出来るのか、今一度考えたいと思います。
マシュマロ様
コメントありがとうございます。
今ある上高地の環境を保ちながら自然を楽しむのが理想ですね。私達ガイドもそんな方法を考えていきたいです。
もも
5月11日、12日と上高地の散策に行ってまいりました、 その折に「猿追い」のお年寄りメンバーに会い、理由を尋ねると人間に危害を及ぼす、とのこと、毎年上高地を訪れている私にとって大きなショックを受けてホテルに戻り敬愛していましたホテルのスタッフと30分ほど私の不満を聞いて戴きました、 その後猿追いは続いているのでしょうか、できればご一報戴けませんか 宜しくお願い致します、
中西様
コメントありがとうございます。
サル追いは、上高地の地域全体の課題として今も続いております。
ただ「人間に危害を及ぼすから」或いは「人間の邪魔だから」という敵対関係というよりは、共存のために必要な手段として実施しています。
もちろん、サルの方が先住民ではありますし、サルだけのことを考えれば人間が完全撤退するのが一番良いのかもしれませんがそういうわけにもいかず…。
近年は、残念ながら餌をあげてしまう人も出ており、放っておくと人間の食べ物に依存して、世界で最も寒い地域のサルという貴重な生態系が崩されてしまいます。
そうならないために「人間のエリア」と「サルのエリア」を分け、サルの人慣れを防ぐために人間エリア内(集団施設地区と呼びます)から移動させるために追い払いを行います。
20年程前まではそもそもサルが建物近くまで下りてくること自体がほとんどありませんでしたので、エリア分けして共存できていたその頃をご存じであれば、追い払いをしなければならない現状へのお嘆きはごもっともです。また、5月にお会いになったというサル追いスタッフがそれを十分に説明できていなかったことも落ち度であるかと思います。
ただ、上高地のサルを、他地域に例があるような「レジ袋を奪う」「お土産屋さんに入り込んで商品を取っていく」という、自然とかけ離れた姿のサルにしないためには、距離を保つためのアクションを人間側から続けなければならず、専門家の方の協力を得ながら、地域を挙げて対応に当たっているのが現状です。
どうぞご理解いただき、今後も上高地を愛して頂ければ幸いです。
この度は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
ネイチャーガイドファイブセンス 山部茜