上高地も夏らしい陽気が続くようになりました。皆さん体調管理にはお気を付けください。
そんな夏はアウトドアにはうってつけのシーズンですね!!
上高地の河童橋から梓川上流に5分ほど歩いた場所にある小梨平キャンプ場でもたくさんの方々がテントをはってキャンプを楽しんでいます。
今日は暑さを忘れるような涼しげな写真として小梨平キャンプ場にかかる、2つの橋を厳選してご紹介いたします!
まず、キャンプ場内を流れる川は2つあります。清水川と中川です。
その2つの川の中でもキャンプ場内を枝分かれしながら流れる全長約1㎞の比較的短い川が中川です。
中川にかかる橋その1
「中川橋」
橋の真ん中に階段があることが特徴です。
別名「飯盒橋(はんごうばし)」とも呼ばれ、お米をとぐ際に川に降りるために使われたことからこの名前でよばれることもありました。現在は遊歩道以外立ち入り禁止なので降りられませんが…。
中川にかかる橋その2
「焼見橋(やけみばし)」
焼岳がよく見えることから焼見橋と呼ばれています。
どんな景色が橋の上から眺められるのかは皆さんの目でぜひ確かめていただきたいです。
小梨平キャンプ場には他にも素敵な橋がかかっていますので立ち寄ってみてください♪
今日の上高地の朝の気温は20℃、お昼で26℃でした。
暑い一日でしたね。引き続き熱中症対策をしましょう。
ななみん
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2 Comments
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中川橋が好きで20年程前から描いています。昔は橋の名前が分かりませんでした。ビジターセンターの職員の方に聞いても分からないと言われました。3~4年ぐらい前でしょうか…橋の端に名前の札が取り付けられました。
コンクリート部分の劣化具合から随分前からあるのだろうなと想像できますが…この橋が作られたのはいつ頃なのでしょう?資料などは残っていないでしょうか?
小砂川俊様
コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。
橋の名前は、札がかかる以前には決まったものがなく、好き好きに呼んでいたように思います。
「飯盒橋」という名称は、上高地のあるホテルの社長さんが呼んでいたものです。
橋が作られた年代についての資料は見つけられなかったのですが、階段の存在と「飯盒橋」の名称からも、キャンプ場整備の一環としての架設だろうと思っています。
キャンプ場の歴史としては
・大正11年、営林署のキャンプ指定地となる
・キャンプ場として整備されたのは昭和30年代頃と言われる(管理者の日本アルプス観光さんは昭和24年創業)
とのことですので、おそらく橋についても、この昭和30年代の前後ではないかと思います。
はっきりした回答ができず申し訳ありません。
20年描き続けられると、もう歴史の記録になりますね。
機会がありましたらぜひ拝見したいです。