澄み渡る青空、心地よい風、そびえ立つ穂高連峰。うっとり思わずため息が出ます。
梅雨の時期であることをついつい忘れてしまうほど、素晴らしいお天気に恵まれました。
朝の気温は13℃、14時頃には22℃まで上がりました。散策していると、汗ばむ陽気です。
穂高連峰のさらに奥にある、槍ヶ岳から流れてくる梓川が、太陽に照らされ輝いています。
青く透き通った梓川と、迫り来るようにそびえ立つ穂高連峰を眺めると、
周りが一瞬、スローモーションにかかったかのように、
時がゆっくりと流れるように感じました。
遊歩道には初夏に見られる花が、日照りの中咲いています。
グンナイフウロの3姉妹です。
下を向いて咲くのと花の色が淡いことから、目立ちにくいですが、背は高くなります。
初夏を感じさせる花の一つです。
ズダヤクシュは、そろそろ果実が熟し、種子を飛ばす準備が出来始めたようです。
果実が乾燥して、パリパリになっています。
大きさの違うスコップを2つ合わせたような形の果実の上に、雨粒が落ちると、
スコップの間から、黒い小さな種子がこぼれ落ちてきます。
梅雨の狭間のお天気に、初夏を見つけてみて下さい。
しーやん