本日上高地では、上高地内施設従業員を対象とした「野生動物対策講習会」が実施されました。

最近、上高地で人慣れが問題視されているニホンザル。

あまりに近くにいるため「このサル餌付けされてる？」「触っても大丈夫？」と勘違いして近づいてしまう観光客の方を、時々見かけます。

しかし当然サルは野生動物なので、人間がむやみに近づいてくると怒るわけで…

そんな誤解でお互いに怪我をしてしまうことのないよう、サルと人間の間の距離をちゃんと広げておきましょう、というのが、我々上高地施設従業員に課せられた使命です！

具体的にどうするのかと言えば…

人が集中するエリアから、サルを追い払います！

石を投げたりパチンコを使ったりと、一見ちょっと荒っぽくも見えますが、これで「人間は怖いもの」というのをサルに教えることで、もっと深刻なトラブルを未然に防ぐんです。

もし上高地にいらした際にサルを見かけたら、「近づきすぎない、目を合わせない、餌をあげない」を守ってください。そして、追い払いをしている人々を見かけたら、優しく見守ってくださいね。

さくら