今回ご紹介するのは、大正池。
言わずと知れた上高地の観光スポットのひとつ、
バスで上高地に入ると真っ先に目に入ってくる大きな池です。

大正池と穂高連峰

大正池はその名の通り、大正時代にできた池です。

写真は、大正池から間近に望める焼岳。今も蒸気を噴き出すのが見えるこの山が大正四年に噴火を起こし、梓川がせき止められたため大正池ができました。

大正池から焼岳

山から土砂が流れ込むため、池は年々狭まっており、池の中に立つ枯れ木の数も減っています。

池が広くて、立木も多かった時代の写真を見るとこの頃に見たかったなー…とちょっと惜しい気持ちもありますがこうして地形が変化していくこともまた、自然の一部。変化を楽しむ気持ちで見れば、それはそれで興味深い風景です。

ではここからは、大正池から見た風景の写真をいくつかお届けします。

穂高連峰

大正池から望む穂高連峰。河童橋より距離は遠くなりますが、その分、山全体の形がわかりやすくなります。

池の横にある遊歩道から。水面を挟んで上下に見える景色が、…間違い探しみたいだなーと思いながらいつも見ています。いや、間違いなんてあるわけないんですけど。

朝靄の大正池

そして、朝もやの大正池。水と気温の温度差が大きくなる夏に見えやすい、といいますが、私がよく靄に出会うタイミングは梅雨時、雨が上がった朝。周りの木も雫をつけていて、被写体には事欠きません。

 

来年度は、お得に参加できるベーシックコースに、大正池コース(片道)が仲間入りします。
こちらもぜひ、ご参加くださいね。予約受け中です。
ガイドコースの詳細は<こちら>
予約受付は<こちら>

さくら