上高地も夏を迎え、花々が続々と咲き始めています。
こんにちは!ネイチャーガイドファイブセンスの「じゅん」です!
【夏の花々の観賞方法】
上高地には、花がたくさんあります!
多くの方が気になるのは、花の名前ではないでしょうか?
ですが、花の名前を調べるのも難しい。
そこで、名前が分からなくても楽しめる方法をご紹介!
観賞方法
- 近づいて見てみよう
- 特徴を捉えよう
- 花の名前ではないイメージ名を付けよう
この花は、河童橋から梓川下流方向に向かって多く咲いています。
大きくとても目立ちます。
ですが、近づいてみると小さな花の集合体。
花びらがないのが特徴。雄しべと雌しべが集合したものです。
近づいて見ると面白いですね!
私の感じたイメージは、「花火のような花」🎆
名前は「カラマツソウ」です。
こちらのお花は、日当たり良い川沿いに咲く花。
花は小ぶりで、色が薄紫の可愛いお花です。
花びらがクリンと外側に巻いているのが特徴です。
顔を近づけてみると、仄かに良い薫りがします。
例えるならラベンダーのような匂い。
私の感じたイメージは、「花のベートーヴェン」♪
名前は「クサボタン」です。
こちらのお花も、川沿いなど日当たりの良い所で見かけます。
花は大ぶりで、動物の尻尾のような形をしています。
近づいて目を凝らすと、一つの花ではなく、無数の小さな花の集合体です。
周りにある同じ花を見比べます。
開花の進み具合で、見た目が違うことがあります。
理由は、小さな花が下方から咲いていくことで、受粉の時期を延ばす為です。
私の感じるイメージは「鼻(花)こより」
名前は「クガイソウ」です。
これから花々が咲き乱れる夏の上高地。ゆったりと花を観察されてみてはいかがでしょうか。
現地ガイドウォークでは早朝コースにて早朝の上高地を案内しています。こちらのご参加もお待ちしております!
【上高地気温・服装情報】
この時期の上高地の気温は朝で16~18℃程度、日中になると20℃~25℃前後まで気温が上がります。
段々と朝晩も冷えこみがやわらぎ、涼しいと感じるぐらいです。
日中はシャツ1枚でも大丈夫ですが、朝晩の散策用にウインドブレーカーなどの羽織りものがあると安心です。
天気予報では、曇りマークのついている上高地。
晴れ間がさしたりすることも多いですが、
折りたたみ傘があれば突然の雨でも安心なので、お持ちいただくことをおすすめします。
じゅん
【次回「上高地オンラインガイドツアー」は7月17日開催!】
YouTube Liveにてどこからでも上高地を楽しめる「上高地オンラインガイドツアー」。
次回開催は7月17日(日)、河童橋~明神で、初夏の花々を満喫します。
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4 Comments
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クサボタンかベートーヴェンには、ちょっと笑えました。スマホで写真が撮っておいて、自分のイメージを思い出しながらホテルに帰って図鑑で復習。そうすると、印象に残って名前が覚えやすくなりますね。
マシュマロ様
コメントありがとうございます。
上高地でガイド中に、同じように解説しておりますが、やはり印象強いと覚えられるようです。
是非、ご自身のイメージ名を探して見てください!
じゅん
こんばんは!
小さな花も知恵を絞って今の咲き方になって種子や花粉を運んでもらう動物昆虫たちに上手にアピールしているのですね。
きじきび様
コメントありがとうございます。
おはようございます。
花々は、環境に適応するために人の目を楽しませる形となっていますね。
じっくり観察すると、花だけでなくそのほかの生物との関係性が見えてきます。
これだから花の観察は飽きませんね。
じゅん