上高地のおすすめをご紹介してきたこのシリーズも最終回。
最終回は、小梨平です。
あまりに河童橋から近すぎるためか改めて紹介される機会の少ない場所ですが、 じつは花あり、景色ありの名所です。今回はそんな小梨平の魅力を、5つにまとめてご紹介します!
①手軽に行ける
ひとつめの魅力は、河童橋から徒歩3分というアクセスの良さです。それほど広いわけではなく、端から端まで、歩くだけなら5分ほどでしょうか…。
ただし、小道があちこちに伸びており見どころも多いので、 ゆっくり見ようと思えばいくらでも時間をかけられます。
ちなみに、ガイドウォークでここを見る時にはゆっくりじっくり、1時間かけて歩きます。
難点は、知らないと通り過ぎてしまいがちなこと。
河童橋から明神へ向かう道の途中にあるのですが、小梨平内を散策するには、ちょっと横道に逸れる必要があるんです。
こんな感じでところどころに地図がありますので、ぜひ広い道だけではなく、横道にも入ってみてください。
ただし道以外の場所は入れない場所も多いのでご注意を。ベンチやテントがある場所は歩けますので、それを目印に散策してみてください。
②花が豊富
木が生い茂った下よりも、日当たりが良い場所の方が花の種類は豊富になる場合が多いです。
小梨平も然りで、それはもう色々な花が咲きます。…あまりに種類が多すぎるので、ここでは紹介しませんが。
ガイドウォークで見どころが多いのも、ひとつにはこの花の豊富さが理由です。
ちなみに小鳥もよく見かけます。こちらはエゾヤナギの花をついばむヒガラ。
③山が見える
この2枚はどちらも、小梨平から撮影したものです。
梓川沿いに出ると、穂高連峰と焼岳が非常によく見えるんです。
しかも河童橋付近に比べると人が断然少ないので、記念撮影にはうってつけの場所です。
こちらは、通称「焼見橋」から見た焼岳です。
覗き窓から眺めたようなこのアングルが、けっこう好きです。
④川が綺麗
上高地を流れる川といえば、梓川ですよね。
もちろん梓川も綺麗なのですが、 小梨平でお勧めしたいのは梓川の支流である、豊富な湧き水をたたえた2本の小川。
豊富な水量と常に澄んだ流れで、河童橋周辺の飲料水にも使われる「清水川」。
そして、小梨平を流れる「中川」です。
どちらの川もそれぞれに個性がありますので、本流の梓川も併せて、見比べてみてください。
⑤のんびりできる
最後のポイントは「のんびりできる」。
小梨平はキャンプ場になっているので、ベンチの数が豊富なんです。
ちょっと座って休憩したい、あるいは外でお弁当を食べたい…。
そんな時、まあ河童橋の前にもベンチはありますが、ちょっと小梨平まで足を伸ばすと、よりゆっくり森の雰囲気を味わうことができますよ。
というわけで、以上5項目でした。
素敵だけれどもちょっとマイナー…
そんな小梨平の魅力をじっくり知りたい方は、ぜひガイドウォークにもご参加くださいね。
早朝コースでは、小梨平を1時間かけてご案内しています。
ガイドコースの詳細は<こちら>
予約受付は<こちら>
皆様のお越しをお待ちしています!
さくら