この時期の見どころは紅葉だけではありません。

「上高地の紅葉はどのくらい進んでいますか？」

やはりこの時期は紅葉の進み具合が気になり、電話でのお問い合わせも紅葉について聞かれることが多くなりました。

閉山まであと2週間もないと考えるとアッという間ですが、紅葉が進みその葉が落葉し、上高地内でも雪が降り始めるというこの時期はちょっと慌ただしい時期でもあります。

さて今日紹介するのは、上高地で見ごろを迎えている紅葉！…ではなく、この時期にまだ目を引くちょっと変わった木の実の紹介です！

トップの写真は「カントウマユミ」という木の実です。

10月ごろから紹介はしていますが、真っ赤な種が中から出てくる面白い木の実で、上高地バスターミナルでものすごくたくさんの種がついていたので思わず写真を撮りました！

この時期は紅葉する木々に身（実）を隠しているように見えます。

歩いていてもやはり人目に付くようで、よく木の名前を聞かれます。

こちらはすこし黒くて花火のような見た目が特徴の「ハリギリ」という木の実。

突然現れると、「なんだこれ？」と思わず声を上げてしまいそうになる木の実です。

最後は枯れたような木のてっぺんにポツンと赤い実をつけている「ナナカマド」という木の実です。

ナナカマドは紅葉すると葉が真っ赤に染まることで有名だったりしますが、紅葉するのが他と比べて早いので葉はもう散ってしまっています！ので枯れているわけではないのでご安心を！

というわけでこの時期にも見られるちょっと変わった木の実の紹介でした。

紅葉や黄葉した木々を眺めていると木の実が混ざって見えることがあるので、ぜひ探しながら歩いてみてください。

本日の上高地の気温は朝で0℃、お昼で11.5℃です。

指先から冷えていくのでカイロや暖かいお飲み物、手袋などをお持ちください。

うめ

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