上高地ではあちらこちらで赤い実をみかけるようになりました。

赤い実の色味や形は様々ですが、今日は特にインパクトがある赤い実をつける植物をご紹介いたします。

その名も「マムシグサ(蝮草)」です。こちらはマムシグサの花です。花と言われてもなかなかピンとこない見た目です。花期は4月~6月で、この写真は今年の5月の終わりに撮ったものです。

マムシグサ

マムシグサの名前の由来は茎に見える葉柄(葉を支える柄の部分)の赤紫褐色のまだら模様が毒蛇のマムシの模様に似ているところからきています。

マムシグサ

サトイモ科と言うことで地下にはイモ状の塊茎があります。雄株と雌株がある雌雄異株(しゆういしゅ)で、今の時期に雌株にはトウモロコシのような形状の熟した赤い実がなります。

マムシグサ

雌雄異株ですが地下のイモの大きさによって雌になったり、雄に戻ったりと性転換をします。イモが小さいと雄になり、大きくなると雌になります。小さくて実を作るには栄養が足りない状態の時期は雄として花粉を散布して子孫を残すようです。

マムシグサをはじめとした仲間を総称して天南星(てんなんしょう)と呼び、基本的にはどれも有毒植物です。

下の写真のテンナンショウの仲間はおそらく、カミコウチテンナンショウだと思われます。

カミコウチテンナンショウ

マムシグサと実はそっくりですが葉よりも花が上に咲くか、それとも下に咲くかという違いがあります。マムシグサは葉よりも花が上に咲きます。

見た目が面白い変わった植物はまだまだ上高地にたくさんあります。見つけたら観察をしてみてください。

 

今日の気温は朝から変わらず14℃となっております。
風が強く、より寒く感じます。風を通さないような服装で防寒対策をしましょう。

 

ななみん

 

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