写真は今朝の明神岳。
朝まで降っていた雨も上がり、薄くですが日が差してきました。
雲に光が当たる風景はやっぱり綺麗です。
さて、本日のブログのテーマは「お花を近くで見てみよう!」ということで、上高地のお花にぐぐっと近づいてみたいと思います!
まずはこちら、シラネセンキュウ(白根川芎)。
セリの仲間はたくさんの小さな花が集まって咲くので、近づくととっても華やかです。
よく見ると、花びらの一枚一枚に切れ込みがあって、ハート型になっているものがあるんですよ。
続きましてはこちら、オヤマボクチ(雄山火口)。
白い毛がまるで蜘蛛の巣のように絡んでいますが、植物自身が持つ毛です。
その名も「クモ毛」。細長い毛が重なり合っている状態のものをこう言い、身近な例ではヨモギの葉裏の白さも「クモ毛」によります。
「花粉をやりとりして実を結ぶ」という目的に向けて、お花はそれぞれが色んな形に進化しています。
ちょっと不思議な造形美も多いので、ぜひ近くで観察してみて下さいね。
今朝の気温は18℃、日中で20℃。そろそろシャツ一枚だと肌寒く感じる季節です。
上高地へお越しの際は、フリースなどの温かめの上着をご用意ください。
さくら