本日の上高地は、秋らしい空です。
とはいえ気温はこの時期にしてはやや高め。寒い日は10℃を切ることもあるのですが、今朝は15℃でした。
日中は22℃。歩いて体が温まればシャツ一枚でも大丈夫ですが、冷えた時のためにフリース程度の上着があると安心です。
川沿いでは秋の花、ノコンギク(野紺菊)が満開です。
薄紫の花びらに見える部分は、一枚一枚がひとつの花。ついでに真ん中の黄色い部分も小さな花の集まりです。
こちらも同じ構造の花を持つ、ゴマナ(胡麻菜)。
周囲の花びら上の花は「舌状花」、中央の黄色い花は「筒状花」や「管状花」と呼ばれます。
そして花の一つ一つが実になり…
最終的にはこんな感じに。
タンポポと同じキク科の仲間なので、実の構造もよく似ています。
道端のお花も、こんな風に細かく見ていくと面白いですよ。
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さくら
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3 Comments
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10月末に徳沢まで歩きます。これは是非という植物がありましたら教えてください。(特に明神から徳沢が初めてなので)
きじきび様
コメントありがとうございます。
10月末ですと花はほとんど終わってしまっていますが、「コウシンヤマハッカ」という植物の茎から霜が生えたようになる「霜柱」という現象があります。一見、草の茎にカマキリの卵か何かがついたように見えますが、触ってみると氷です。午前中に日陰を歩くとよく見かけます。
また、足元に落ち葉がたくさんある季節ですので、普段は高いところにあって見られない木の葉を見るのにもいい時期です。カツラの葉は、茶色くなると甘い香りを出します。
さくら
さくらさん、お返事ありがとうございます。
霜柱を見つけたら光を上手く取り入れて綺麗な写真が撮れたらいいなって思います。カツラの葉っぱの匂いも、どんな感じの甘さ加減なんでしょうか?楽しみです。