今日の上高地は梓川にもやがでてとても幻想的です。
今日の気温は朝と日中ともに18℃です。
暑くもなく、寒くもなく過ごしやすいです。
今日は上高地の数ある植物のなかでも特に良い香がする、ガイドおすすめの植物をご紹介いたします。
香り方としては若葉を手で強くこすることで香りを確認できます。植物の採取が禁止されている上高地なので、引きちぎらないように注意しましょう。
まずご紹介するのはトップ画面の白い花が可愛らしいゴマナ(胡麻菜)です。
ゴマの香りがしそうな名前ですが、葉がゴマの葉に似ることから胡麻菜と呼ばれています。
実際は柑橘類のような爽やかな良い香りです。バスターミナルに向かう梓川沿いの遊歩道でよく見かけます。
そしてハーブのような香りのする植物がこちら
ヨモギの仲間で標高の高い山地に生育するオオヨモギ(大蓬)です。
ヨモギとは思えないほど背丈が高くなるので、最初は香りを嗅いでもヨモギとは気づかない人が多いです。
葉の裏が白っぽいことが特徴です。上高地ではどこでも見かけることができます。
ぜひ上高地にいらした際には探して実際に嗅いでみてくださいね。
また、葉に触れる際は注意点があります。
触るとトゲがあり刺さると痛くなる症状が半日くらい続く植物があります。
下の写真の刺す草と書いてイラクサ(刺草)という植物の種類です。
こちらはムカゴイラクサ(珠芽刺草)です。
シソの葉のような植物を発見したらまずは触らないようにしましょう。
天候が悪い日が続いたので、遊歩道のぬかるみが非常に多くなっています。
足元の防水対策もしっかりとしましょう。
ななみん
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2 Comments
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本当に上高地は植物の宝庫ですね。一体全部で何種類あるのだろう…と、ブログを拝見する度に思います。
マシュマロ様
コメントありがとうございます。
300種類を超える植物が上高地には生育しています。
この豊富な植物たちが上高地で生きている動物たちの貴重な食糧源になるのですね。
自然が豊かな証拠です。
ななみん