ここ数日で一気に緑が濃くなり、山の雪もずいぶん減ってきました!
そんな中、上高地では6月を代表する花、「小梨」が咲き始めています。
近づくと、ふわっと甘い香りが漂います。
小梨は方言名で、全国的な呼び名はエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎)。
一般的に「小梨」というとこれによく似た「ズミ」という植物のことを指しますが、上高地ではこの「エゾノコリンゴ」のことも同じく「小梨」と呼びます。
河童橋近くの「小梨平」という地名は、この木が由来です。
遠目から見ても白いので、写真を撮る方も多いです。
見頃は10日ほど続きますが、雨が降ると散ってしまうことも多いので見に来られる方はお早目に!
今朝の気温は14℃、日中は23℃。
晴れた昼間はシャツ1枚で散策されている方も多いですが、ちょっとお天気が崩れるとあっという間に冷えてきます。ウインドブレーカーなど、風よけになる上着は忘れずにお持ちください。
紫外線にも要注意です!
さくら