河童橋から明神地区へ歩いていくと、上高地の山々の見え方はどうなるでしょうか?
上高地では少し場所を移動しただけで、さっき見えなかった山頂が見えたり、見えた山頂が見えなくなったりします。
今回は明神岳に注目してみようと思います。
まずは河童橋からの明神岳です。
雪が残っている山が穂高連峰、右側の深緑色の山の連なりが明神岳です。
まだ穂高連峰が主役といったところでしょうか。
明神地区の明神池のある穂高神社奥宮へは明神岳を回り込むように歩いて行きます。
そうすると…
河童橋から左岸ルートで約40分ほど歩いたところに梓川の岸辺に出られる開けた場所があります。
その場所から明神岳を眺めると、穂高連峰はほとんど見えなくなり明神岳が主役になります。
ちなみに、この時点ではまだ1番高い主峰(2931m)は見えていません。
左側の山頂が名前がない二二六三峰、右側が5番目の山頂の第五峰です。
主峰は第五峰の裏あたりにあります。
この場所から10分後には明神館にたどり着きます。
明神館からは明神岳の全ての頂がやっと見えるようになります。
そこから対岸に移動するために明神橋を渡るのですが、そこからの景色が絶景です。
写真では分かりづらいですが、中央にある先ほどご紹介した第五峰から3つ下った山頂が主峰です。
遠近法で低くみえます。ぜひ、実物を眺めて皆さんの目で山の見え方を確認してみてください!
今日の上高地の朝の気温は12℃、日中の気温は14℃となっております。
太陽が出ていないため、気温がほとんど上がっていません。
時折、冷たい風が吹きつけるので、上着をご用意ください。
また、上高地ではニリンソウがピークを迎えております。
見頃は6月の第一週までと思われますので、ニリンソウを見たいという方は第一週までに来ていただけると良いと思います。
ななみん