今日はネイチャーガイド ファイブセンス(旧称:上高地ナショナルパークガイド)では普段ガイドできないスポットをご紹介します。
下の写真は穂高連峰を写したものです。中腹より少し下の辺りに細長く川筋のようになっていて、大きな岩がたくさん転がっているような場所があります。「岳沢」という場所です。
岳沢には岳沢小屋という山小屋があります。
今回は河童橋~岳沢小屋までの登山ルートを登ってきましたので、景色などを中心にご紹介したいと思います!
登山口は河童橋から穂高連峰側の岸(右岸)にある白樺荘を左手に見ながら進んでいく遊歩道を20分ほど歩き
岳沢湿原という湿原を過ぎた辺りにあります。
岳沢小屋まで10番~1番までところどころに番号がふってあり、10番が登山口、1番が岳沢小屋周辺です。
自分の場所がよく把握でます。
最初は林道を歩いていき、7番には岳沢名所の風穴があります。
風穴を少し過ぎた辺りは普段河童橋から見ている大きな岩が転がっている場所に出ます。そこは休憩スポットで、大きな岩に座りながら河童橋付近や焼岳、乗鞍岳を眺めることができます。焼岳の大きなカルデラもよく見えました。
ここを過ぎればあとはひたすら急な山道を番号が小さくなっていくのを確認しつつ登っていく感じでした。
特に3番~1番までは結構急でした(笑)
やっと着きました。岳沢小屋です!
岳沢小屋からの景色はこちら↓
少し雲がかかっていますが、とてもきれいです。
所要時間は行きは休憩を長めにはさんで、3時間40分。帰りは2時間35分でした。
岳沢は比較的軽装備で登ることが可能ですが、インフォメーションセンターで保険に入り、登山計画書を提出してから行きましょう。
今日の上高地の朝の気温は16.5℃、午後3時現在の気温は18.7℃となっております。
散策されるかたも登山に行かれるかたも自分の目的にあった服装でお越しくださいね。
ななみん
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4 Comments
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素晴らしい岳沢から奥穂高岳の写真、晴天‼︎
写真正面の左、大きな大きな岩壁面が、『疊(を重ねたような)岩』。
その一番尖った高い地点が、有名なジャアンダルム3,168m、飛ぶ鳥をも落とすという浮石だらけ、今も毎年ベテランでも重大事故。
そこから右へ3番目のピーク、ちょうど白い雲の下へ伸びた右、明るい三角ピークが奥穂高岳3,190m。
穂岳岳山荘の先先代今田重太郎さんが積んだ頂上ケルンは、北岳を抜いて富士山に次ぐ日本第2位高峰。奥穂高岳にせり上げるのがウェストンが上条嘉門次と1890’に初登頂した奥穂南陵です。
写真中央右から、真っ白い雲背景にまっすぐ左下に切れ落ちているのが、天狗のコルです。
岳沢小屋か〜天狗沢お花畑か〜天狗のコル下の疊岩直下までの道は、岳沢小屋から前穂高岳への重太郎新道と違って、一本の鎖場も鉄梯子もない道ですが、ペンキマークも最小限、岩の道は雨模様だと滑リ見通せない。残雪の頃はアイゼンとピッケル必携。そして天狗のコル直下は浮き石ガレ場、ハイカーは入山禁止です。
真夏お天気が良ければ格好のハイジ気分が楽しめます。(一般登山道では有りません)
私のMZMMのウェブ↘︎に、朝日に変幻河童橋や岳沢小屋や疊岩展望台のパノラマ景色を。
河童橋のたもとで、五千尺グループ河童橋写真館の優秀カメラマンにシャッターをお願いすると、手持ちスマフォに加えて、岳名同定マップ付きの綺麗な素晴らしいアルバムが貰えます、1,300円。 行列してでも是非どうぞ。
MZMM 様
コメントありがとうございます。
丁寧な説明は大変勉強になります。
私は登山に関してまだまだなので、まずは焼岳からと思っています。穂高連峰はご説明の通り険しい山々なのでまだ登る勇気はありませんが、
MZMM様のように素晴らしい景色をいつかハイジ気分で眺めてみたいです!
ぜひ、また上高地にいらしてください。
ななみん
ウェブは、
http://d.hatena.ne.jp/zuotengiphone/20160805
です
>写真中央右から、真っ白い雲背景にまっすぐ左下に切れ落ちているのが、天狗のコルです。(^-^;
間違い:
写真左手、真っ白い雲背景にまっすぐ左下に切れ落ちているのが、天狗のコルです。