今日は、上高地にいる私達でもたまにしか見られない景色をご紹介します。
上高地は周りを山に囲まれているので、燃えるような夕焼けを見るのは本当に稀。ですが、山ならではの景色は割とよく見ることができます。それがアーベントロートと呼ばれる現象です。
よく山登りをされる方はモルゲンロートという言葉を聞いたことがあるかもしれません。モルゲンロート、アーベントロートというのはドイツ語で
●モルゲンロート(Morgen rot): 朝、赤い → 朝焼けのこと
●アーベントロート(Abend rot): 夜、赤い → 夕焼けのこと
という登山用語の1つです。ただの朝焼け夕焼けではなく“山の高い所に陽が当たり赤く染まる現象”を指します。
上の写真が7/23の夕方頃に撮った穂高連峰。明神岳の上の方にだけ陽が当たっていて、赤くはありませんがアーベントロートのようになっています。夕方なのに雲がないからか朝のような景色でした。
こちらは8/8の六百山のアーベントロート、黄金色に輝いていました!
ちなみにこの日は夕焼けも見ることができ…
美しい焼岳を見ることができました!川面に空の赤が映り焼岳もくっきり見えました。
山登りをされる方はモルゲンロートやアーベントロートを求めて山を登ったりもするそうですが、上高地でも運がよいと見ることができます。ぜひ上高地の一味違う景色を見に来てください。
今日の上高地は朝7時半頃で18℃、13時頃で22℃となっています。風が少し冷たく、薄手の長袖でも少し寒いので温かい上着をお持ちください。
つくし
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3 Comments
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余分ですが、
Abentは、夕方(から晩)の意味です。
先ず夕のイメージが強いと思います
夜はNachtという語があります、
Mozarの名曲
eine kleine Nacht musik アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク 小夜曲(さよきょく)
きれいな上高地の朝夕紹介有難うございました
MZMM様、コメントありがとうございます!
夕方から晩という意味だったんですね、間違えたらいけないと思い翻訳かけてみたのがあだになってしまいました…
アイネ・クライネ・ナハト・ムジークもきいていますね!
つくし
押し売りではありませんが(以前重複)、
http://d.hatena.ne.jp/zuotengiphone/20180803
に8月3〜4日の上高地小梨平から蝶ヶ岳の夕朝夕焼けを。