上高地で出会える生きもの3選｜クマタカ・ジョウビタキ・サンショウウオ

こんにちは！ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です。
お盆休みに上高地を訪れた方も多いのではないでしょうか。
涼しい空気の中で過ごす夏は格別で、自然の中では思いがけない生きものと出会うこともあります。
今回は、この夏に上高地で出会った生きものを3種類ご紹介します。
大空を舞う猛禽から、森にひっそりと暮らす生きものまで、それぞれに魅力がありますよ。

クマタカ（熊鷹）

去年も話題になったクマタカが、今年も上高地に姿を見せてくれました。
大人のサルと同じくらいの大きさの猛禽類です。
マガモや子ザルを捕らえる姿が観察されることもあり、自然の中で力強く生きる存在感があります。
・見られる場所：岳沢湿原、明神エリア、徳沢エリア、田代湿原

明神左岸道で撮影したクマタカ

ジョウビタキ（尉鶲）

「尉（ジョウ）」とは白髪のご老人のこと。頭が銀色に見えることから名前がつきました。
オスはお腹が鮮やかなオレンジ色でとても目立ちます。
一方で、メスは茶褐色で落ち着いた雰囲気をしています。
・見られる場所：河童橋周辺

上高地で撮影したジョウビタキのオス

ハコネサンショウウオ（箱根山椒魚）

カエルやイモリと同じく両生類の仲間で、幼いころは水中でエラ呼吸をし、成長すると肺呼吸もできるようになります。
雨上がりの夜に遊歩道を歩くと、足元をのそのそ動く姿に出会えることもあります。
人間が触ってしまうと人間の体温が高すぎて、サンショウウオが火傷してしまうので、
見つけた時は直接触らないようにご注意ください。
・見られる時間：日暮れ〜夜間
・見られる場所：河童橋周辺の足元、大正池方面遊歩道沿いの湧水や湿地

20時頃ホテル玄関に迷い込んできたハコネサンショウウオ。紙に乗ってもらい茂みに戻しました。

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皆様のお越しを、ガイド一同心よりお待ちしております！

【上高地の気温・服装情報〜突然の雨にご注意〜】

8月19日の気温は、朝が10℃、昼が22.3℃でした。
朝晩はとても冷え込み、長袖の上着を羽織る必要があります。
対して日中は日差しが暑く感じやすく、長袖シャツ1枚で散策できます。
陽が眩しいのでサングラスや、熱中症対策に帽子、充分な水分、塩分タブレット等をお持ちいただくと安心です。

まー

【上高地オンラインガイドツアー9月7日開催！】

ご自宅などどこからでも上高地のガイドを楽しめる「上高地オンラインガイドツアー」。
次回開催は9月7日、テーマは「秋の花々[明神エリア]」です！

●実施日時

9月7日(日)　15:00-16:15

※イベント内でご視聴いただく上高地散策映像は、配信日の1週間～10日前の撮影を予定しています。
※散策動画は50分程度、質疑応答の時間を含めイベント時間は1時間15分程度を予定しています。
※ライブ配信時刻にご都合のつかない方も、実施後7日間のアーカイブ（録画）配信を視聴できます。

●内容

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