こんにちは!ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です。
先日、田代湿原やその周辺に、上高地の他の場所ではあまり見かけない植物が生えていることに気が付いたんです!
田代湿原は昔、池だったところが湿原化した場所で、湿気が多く日当たりが良いなどの特徴があります。
そういったところで特に生きやすい子たちが生えているのかもしれません。
ということで、今回は田代湿原で見つけられる植物たちをご紹介します!

【田代湿原で見つかる植物たち】

シロモノ(白物)

「シラタマノキ(白玉の木)」という別名の方が有名かもしれません。
田代湿原へ着いたら奥の方に田代池へ行く道があり、その道中の左側に生えていました!
日本固有種であり、ツツジ科の植物です。
熟した実は食べられるそうで、甘さはあるのですが清涼感があり、そのまま食べるより果実酒にすると飲みやすく美味しいそうです。
※上高地では動植物の採取が禁止されています。
シロミノアカモノ
シロモノ

モウセンゴケ(毛氈苔

こちらは食虫植物の「モウセンゴケ」です。
葉っぱがスプーン型の形をしていて、スプーンの広い所に虫がつくと、拳を握るようにぎゅぎゅっと葉を丸めて虫を逃がさないようにします。
こちらもシロモノ同様、田代湿原から田代池方面に進む遊歩道の左側に生えていました!
モウセンゴケ
モウセンゴケ

ヌスビトハギ(盗人萩)

こちらは上高地ではあまり見かけないのですが、畑などに生えている意外と身近な植物だそうで、知っている方も多いかもしれません。
果実が泥棒の足跡に似ているという説や、気づかないうちに種子が服にくっついてくるからという説が名前の由来になっているそうです。
田代湿原から大正池に向かう道中の、短い橋を渡ったあとに長い木道が続く、明るい湿原の右側に生えていました。
ヌスビトハギ
ヌスビトハギ

以上、田代湿原に生えている珍しい植物のご紹介でした!
知っているものや聞いたことがあるものはありましたか?
今回ご紹介したものは足元にあるものも多いですので、上高地でご散策される際はぜひ足元に生えている植物にも注目してみてください。
新しい出会いがあるかもしれません。

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まー


 

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Published On: 2024-08-20Categories: 本日の上高地&服装

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