こんにちは!ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です!
【上高地ニリンソウ開花状況】
上高地の春のアイドル、ニリンソウ(二輪草)が咲き始めました!
河童橋付近で初めて開花を見つけたのは4月22日。例年よりやや早いくらいです。
見頃は今後の天候にもよりますが、明神地区で5月15日頃から、徳沢地区で5月20日頃からになりそうです。
【ニリンソウの写真&エピソード】
本日は小梨平(こなしだいら)で咲き始めたニリンソウをたくさん撮影してきましたので、こちらに載せていきます!
そもそも「ニリンソウ」ってなんぞや?という方の為に、まずは軽く紹介していきますね!
「ニリンソウ」は漢字で「二輪草」と書きまして、2つの花を咲かせるキンポウゲ科の植物です。
特徴は、1つの株から3本の茎が出てきて、その3本の茎のうち2つ花を咲かせるんです。
3本の茎があるのに、なんで3つ花を咲かせないのか気になる方がいらっしゃると思います。
ニリンソウは、3つの花を時間差で咲かせることで、花の時期を長くする戦略を持っています。
3つ目の花が咲く頃には1つ目の花が終わりかけていて、2輪の状態を見る機会が多くなっているんです。
不思議ですね~!(図鑑には花が1つの時も3つの時もあると書かれていたので、株にもよるみたいですね)
ちなみに、ニリンソウは雨の日や夜(朝露や夜露)は水滴が花粉を流していかないように、花を閉じる性質があるんです!
朝9時前に撮影に行きましたが、このように閉じている所を日陰では多く見られました!
逆に、陽が差してくる時間になるとこのように、光を浴びようと花を開いてる状態を見られました!
陽が当たっている場所で多く見られました!
(時々日陰で花を全開に開いているニリンソウも見られました。ニリンソウにも育ちやすいお家や気合のある性格でもあるんでしょうか…)
ニリンソウは清水橋から小梨平キャンプ場へ向かう道中、【2つ目のトイレ】の建物後ろ側にある小道にたくさん咲いていました!
その小道を入って歩いてすぐのT字路の、木が真正面にある小道でも陽の光がたくさん当たっていて咲かせているところを多く見られました。
ニリンソウはかなり足元の方に生えていたので、よくよく見たら花や蕾を見つけられます!
6月上旬まで咲いている所を見られますので、上高地にお越しの際はぜひ探してみてくださいね!
ガイドではニリンソウを含むその季節でしか見られない多くの動植物の魅力を紹介しています。
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皆様のお越しを、ガイド一同心よりお待ちしております!
【上高地の気温・服装情報~ヒートテック・上着が必要です~】
本日4月26日の上高地は快晴で、日向はかなり暑くて歩いていると汗をかきます。日陰は心地よく涼しいです。
気温は朝8時の時点で3℃。お昼は17℃でした。
着脱しやすい上着と、連日続いた雨の影響で地面がぬかるんでいる所がありますので動きやすい靴でお越しください。
まー
【上高地ネイチャーガイド・メンバーシップチャンネル】
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