【冬の上高地】2月9日の上高地の様子
こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「なつ」です。
2024年2月9日に、研修の一環で冬期閉山中の上高地へ行ってきました。
※上高地は冬期休業中です!
冬の上高地へお越しの場合は、雪崩や地吹雪の危険がある中での冬山登山となります。
お越しをご検討の方は必ず以下をご確認ください。
2月5日頃に全国的な大雪となりましたが、松本市内でもかなり雪が積もりました。
ただ、その後上高地では晴れの日が続き、この日には雪崩なども心配されましたが、気温自体は低めであったため、大きな雪崩などもなく無事に歩くことができました。
この日はかなり天気がよく、午前中は雲一つない青空が広がっており、スキーウェアなどを着て歩いていると暑くなってくるほどでした。
それでもやはり標高が高く、冬が厳しい場所ですので、1か月前に比べるとかなり雪は増えていました。
1か月前の上高地の様子はこちらのブログでご覧いただけます。
→「【冬の上高地】1月9日・白銀の世界&今週末は講習会開催!」
どの木の枝にもびっしりと霜がついており、近くで見るといろんな形を見ることができておもしろいです。
ほとんど同じ場所での撮影ですが、遊歩道脇の柵を見ると、ちょうど柵の高さの半分くらいまで雪が積もっていました。
ここは普段は比較的歩きやすい木道ですが、雪が積もっていると柵がかなり低く感じ、うっかり踏み外すと川に落ちてしまう可能性もあるため、恐る恐る歩いていきました。
穂高連峰が白く染まり、川沿いのケショウヤナギたちの赤さが際立っていました。
写真右下、梓川の河原にたくさんの足跡がありました。
サルの群れが川沿いを歩いていたようです。
足跡が川に向かっているものもあったので、水際まで行っていたのでしょうか。
帰り道、雪の中を歩くサルたちに遭遇しました。
寒さや雪の厳しい冬の上高地ですが、動物たちはたくましく暮らしているようです。
2月末以降の上高地は少しずつ暖かくなるにつれ、雪崩の危険性もさらに高まります。
冬の閉ざされた上高地を実際に歩いてみて、景色の美しさと自然の厳しさのどちらもひしひしと実感することができました。
2024シーズンの開山まであっという間に残り2か月。
来シーズンも、厳しい自然の中だからこそ見られる様々な上高地の姿が楽しみですね。
なつ
※上高地は冬期休業中です!
11月中旬から4月中旬までの約5か月間、上高地は冬季閉鎖となり、ホテル・レストラン・バス等の営業もありません。
冬の上高地へお越しの場合は、雪崩や地吹雪の危険がある中での冬山登山となります。
お越しをご検討の方は必ず以下をご確認ください。
【今週末は講習会「上高地の今」実施】
2月18日(日)は、毎年好評開催中の講習会「Discover Kamikochi~上高地を学ぶ~」を開催します!
長野県松本市での「対面講習」と、YouTube Liveでの同時中継「オンライン講習」の同時実施です。
今回は2023年度の最終回。テーマは「上高地の今」です。
前半は、2023年の上高地を常駐ガイドの目線でご紹介。
後半は受講者の皆様から募集したテーマに沿って、上高地のイベント、おすすめのグルメやお土産、上高地の魚や文学作品などなど、様々なトピックスでお話しします。
Discover Kamikochi~上高地を学ぶ~
2月18日(日) テーマ:上高地の今
●講習
・10:30-12:30 対面講習2,000円/オンライン講習1,500円
●懇親会
・13:00-14:30 5HORN Dining(松本パルコ1F)
・お1人様2,100円(パスタ+サラダ+ソフトドリンク代込み)
※懇親会は現地開催のみ
※懇親会のご参加は、今年度のいずれかの講習会にご参加の方に限らせていただきます。
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過去の講習会の一部をYouTubeチャンネルで無料公開しています。