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最近、晴れ間が多く穂高連峰や星空がよく見えます。

上高地では、梅雨の中休みが続きました。

こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「じゅん」です。

本日は、上高地に来たとき「どこに行けばいいのか?」おすすめしているコースを掲載します。

【おすすめハイキングコース:明神左岸遊歩道】

上高地を観光する時、まず迷うのが「どこに行こう?」と考えられると思います。

上高地は自然に溢れ、綺麗な景色がそこかしこにあります。

皆様に散策を楽しんでいただくために、上高地はハイキングコースがしっかりと整備されています。

ですので、初めての上高地では足を延ばして散策してみてはいかがでしょうか?

 

本日紹介するのが、景勝地「明神池」を見に行く明神左岸遊歩道の見どころです。

上高地の中心地「河童橋」に到着すると、

まず目に飛び込んでくるのが「穂高連峰(ホタカレンポウ)」の山景色です。

この上高地代表する風景には、日本で三番目高い山が含まれています。

そして、上高地の中央に流れる清流「梓川(アズサガワ)」を左手に見ながら上流(川の上側)へと歩いていきましょう。

6月下旬の上高地の梓川

6月下旬の上高地の梓川

 

河童橋から歩いてすぐ、さらに綺麗な川が出てきます。

「清水川」という長さ300メートルの短い川です。

透き通った水がきれいですが、特に朝の時間帯がおすすめ。

木漏れ日が差し込み、水面がまるで宝石のようにきらきらと煌めいています。

木漏れ日の差し込む清水川

朝の時間帯、橋の上から撮った清水川です。

 

ここを通り過ぎ、「小梨平キャンプ場」に向かいます。

キャンプ場の川沿いに出ると、河童橋とは違った穂高連峰が見られます。

ここは穴場スポットで、人を避けて写真が撮れます。

穂高連峰

雲がかかっている所に奥穂高岳の山頂が隠れています。

 

遊歩道に沿って森の奥へと進むと、大きな岩が目につきます。

この岩は、はるか昔に穂高連峰が強大な火山だった時代の名残だそうです。

岩の下に目を向けると、動物でも出てきそうな穴があります。

なんと、そこに手をかざしてみると…。これは試してみてのお楽しみです。

溶結凝灰岩にある風穴

火山だった名残の岩

 

遊歩道では、さらに森が続きます

木漏れ日の差し込む様子はとても幻想的ですね。

道端の花を探してしまいそうですが、上も観ながら歩くこともおすすめです。

上高地の遊歩道に差し込む木漏れ日

遊歩道に木漏れ日がさしこんでいました

 

明神地区までの道のりを半分過ぎたところ、途端に森が開けます。

大きな石や岩が川のような場所に溜まっていています。

どうやら、雨が降った時だけ水が流れる「沢(水の流れるところ)」という地形です。

六百沢

六百沢

 

森の中を長く歩く道すがら、

お客様から「何を見たらいいのか分からないんです。」と言われることがあります。

そんな方は、この森では「木の根っこ」を見ながら歩いてみてください。

なんと、木の根っこに穴が開いているではありませんか。

この穴がなぜ開くのか、森の探偵になった気分で考えてみるのも面白いです。

明神左岸遊歩道の根上がり

木の根っこ部分に丸い大きな穴が開いています。

 

この遊歩道では、野鳥の声も多く聞こえてきます。

「ホーホケキョ!」

ウグイス(鶯)が鳴くことがあります。

「ヒン、カラララrrrr…」

コマドリ(駒鳥)の声も聞こえてくるとラッキーですね。

「ピッピリリリ、ピッピリリリ」

キビタキ(黄鶲)特徴性に欠ける声です。是非聞き分けてみてください。

野鳥には、縄張りを持つ種類もいます。

この写真の場所では、「ヒン、カラララrrrr…」と鳴く鳥が観れることも…。

明神左岸遊歩道のコマドリスポット

紅いコーンが目印です!

コマドリ

 

頑張って歩いた先で待ち受けるのは、明神岳の眺望です。

明神地区に到着する寸前、道が広く開けている場所が写真スポット。

記念撮影は是非ここでしてください。

上高地から明神岳

明神岳の眺望

 

ここを過ぎれば、明神地区のゴール地点の明神館が見えてきます。

明神館の手前には、「ヤナギ池」があり、澄んだ池は皆足を止めるほど。

池の真ん中にはヤナギの巨木があり、そのためこの名前がついたそうです。

ヤナギ池

ヤナギ池。写真奥に見えるのが「明神館」です。

 

河童橋から明神館までは、通常片道1時間の行程です。

明神館から景勝地「明神池」まではとても近く、5~10分程度です。

明神池

明神池

 

※本日紹介したコースは、公共交通機関がありません。

徒歩で往復する必要があるコースです。

河童橋からは往復およそ3時間が必要です。

バスの乗車時間など、スケジュールを確認して楽しんでください。

 

上高地を散策するための「園路内マップ」は下記URLよりご参照ください。

https://www.kamikochi.or.jp/learn/parkmap/

 

ネイチャーガイドファイブセンスでは、明神地区に行くガイドウォークを開催しております。

皆様のお越しをお待ちしております。

上高地ガイドツアーバナー

 

【上高地気温・服装情報~日中は半袖Tシャツに羽織物が最適~】

本日の天気は曇り。少し雨が降る時間帯もありました。

気温は朝が16℃前後、晴れていると日中は20℃前後まで気温が上がります。

日陰では薄い衣類を羽織り、日向では紫外線に気を付けた涼しい恰好をするといいです。

上高地にお越しの際は、脱ぎ着のできる服装でお越しください。

 

じゅん

 

【上高地オンラインガイドツアー2023開催決定!】

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【YouTubeメンバーシップチャンネル開設!】

2023年1月より、過去の配信イベントをご覧いただけるYouTubeメンバーシップチャンネルを開設いたしました。

詳細はこちらをご覧ください。

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本日オススメの服装

  • Tシャツ
    Tシャツ
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    ウィンドブレーカー
  • 帽子
    帽子
ガイドが教える上高地服装アドバイス
Published On: 2023-06-27Categories: 本日の上高地&服装

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2 Comments

  1. きじきび 2023-07-03 at 22:19 - Reply

    小梨平にある清水川以外のもう一つある川の中川にかかる橋、焼見橋から見る景色もお勧めです。
    季節限定ですが、まだ静かな開山祭の頃、明神館から明神池に向かって歩くとオオルリに会える森の中もお勧めかな…。
    しかし、まだまだあります上高地のお勧め。

    • FIVESENSE 2023-07-04 at 14:03 - Reply

      きじきび 様

      いつもコメントを頂きありがとうございます。
      小梨平の焼見橋は、私も大好きな隠れスポットです。
      焼見橋の端の下に手を伸ばしながら写真を撮ると、逆さ焼岳が写りこみます。
      ですが、今年度は土砂が溜まってうまく撮れません。
      また、撮影可能になりましたらブログに掲載します。
      それから、明神館の近くはバードウォッチングが楽しめるようですね!
      いつも河童橋周辺で行っていますので、今度足を延ばしてみようと思います。
      「開山祭の頃、オオルリのスポット…」メモメモ!
      貴重な情報をありがとうございます。
      これからも上高地のオススメを掲載しますので、是非ご覧ください。

      じゅん

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