こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスのさくらです。
【上高地の夏の風物詩・柳絮】
初夏から夏にかけて、白い綿毛に包まれたヤナギの種が舞う「柳絮(りゅうじょ)」。
上高地には10種類以上のヤナギがあり、それらが次々に綿毛を飛ばしているのですが、今はちょうどドロヤナギ(別名ドロノキ)の柳絮が最盛期です!
遠目に見ても、木の枝に真っ白な穂が鈴なりになっているのがわかります。
全ての種類の柳絮が飛び終わるのは、8月中旬~下旬。
雨の翌日などには、まるで雪のように綿毛が舞います。
↓こちらの動画の最後に、柳絮が飛ぶシーンが入っています!
【上高地の夏のもう一つの風物詩・大正池のもや】
本日は、もう一つの風物詩もご紹介します。
大正池の水面に、うっすらともやがかかっています。
これは、暖かい空気が冷たい水に冷やされて起こる現象。
通常は、朝の日の出前後くらいによく見られますが、本日は雨上がりのため昼頃にも出ていました。
夏らしい風景です。
我々のガイドウォークでは、上高地の絶景ポイントや季節のみどころをご紹介しています。
上高地へお越しの際にはぜひご参加ください。
【上高地気温・服装情報】
今朝の気温は18℃、日中は19℃。
陽射しのない日は、気温がほとんど上がりません。
晴れると25℃近くまで気温が上がって熱中症対策が必要になりますが、雨の日はウィンドブレーカー程度の上着がほしい肌寒さです。
レインウェアがあると、冷えた時の上着にもなり安心です。
さくら
【次回「上高地オンラインガイドツアー」は7月17日開催!】
YouTube Liveにてどこからでも上高地を楽しめる「上高地オンラインガイドツアー」。
次回開催は7月17日(日)、河童橋~明神で、初夏の花々を満喫します。
ご自宅で上高地気分を味わうのは勿論、上高地に来る前の予習としてご覧いただくのもおすすめです!
時間や視聴方法などの詳細は、こちらのお申込みページからご確認ください。
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【Youtubeチャンネルにて上高地の絶景をご紹介!】
ガイドが6月に撮影した上高地の映像をまとめたものをYouTubeに公開しています!こちらも是非ご覧ください。
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3 Comments
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初めて柳絮を見た時は、雪⁉と思いました。宿泊していたホテルの方に教えていただき、納得しましたけど。
いつも不思議なのですが、柳があるなら必ず見られるはず…と思うのですが、上高地以外では聞いたことがありません。何か特別な理由があるのですか?
マシュマロ様
コメントありがとうございます。
ヤナギは雌雄異株で、木自体に雌雄の性別があります。柳絮は実ですので、雌の木にしかつきません。
街で見るヤナギは通常シダレヤナギなのですが、これは中国から入って人の手で植えられたものがもとです。
植栽の場合、柳絮が飛ぶ雌の木は避けられる傾向にあり、雄の木ばかりが並ぶことになります。
ヤナギは挿し木で増やしますので、いくら増やしても基本的にはクローンで、雄の木ばかりになります。
したがって、日本のシダレヤナギからはほとんど柳絮が飛びません。
野生のヤナギがある場所なら飛ぶはずですが、ヤナギは暴れ川の川沿いに生える植物なので、暴れ川があまり人の手が入らずそのままになっている場所がないとそれほど数がないかもしれません。
さくら
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