「上高地の紅葉/黄葉の見頃はいつですか?」

上高地で非常によく聞かれる質問のひとつです。

というわけで今回の上高地コラムでは、こちらのブログの人気シリーズ「上高地紅葉&黄葉情報」より、2017-2018年の見頃時期をまとめました。

それぞれが見頃になる時期は上の図の通り。

点線が色づき途中、実線が見頃です。

その年の気温やお天気によって変動はありますが、だいたい10月10日~20日頃にハルニレ・シラカバ・カエデなどの広葉樹、そして10月20日~10月いっぱいでカラマツ、というのが定番です。

 

ハルニレ

ハルニレ(春楡)。

黄葉の早い木々の中ではかなり目立つ木です。基本は黄色ですが日当たりの具合などによっては赤くなることも。

徳沢地区には非常に立派な木が多く、見応えがあります。

 

コハウチワカエデ

カエデ類。

写真のコハウチワカエデ(小羽団扇楓)の他にも、コミネカエデ(小峰楓)やイタヤカエデ(板屋楓)など様々な種類があり、それぞれに色合いや時期が違います。

広葉樹の中では色づきがやや遅い傾向です。河童橋~明神地区の右岸遊歩道などで美しく色づきます。

 

カラマツ

カラマツ(落葉松)。

言わずと知れた上高地の黄葉の主役です。上高地バスターミナルや小梨平キャンプ場など、河童橋の周辺に美しいポイントが多く、さほど歩かなくても見やすいというのも魅力です。

 

上高地ではこの他にも様々な植物が秋色に変わります。

 

ブログ「本日の上高地&服装」では、毎年9月末頃からその年の紅葉/黄葉最新情報を随時お届けしています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

 

また、上高地の自然をご紹介する講習会「Discover Kamikochi~上高地を学ぶ~」でも、第五回に「上高地の四季」を開催予定です。

上高地の四季について詳しく知りたい方、ぜひご参加をお待ちしております!

 

さくら