こんにちは。

ネイチャーガイドファイブセンスの「じゅん」です。

本日は、秋の上高地でご覧いただける「穂高連峰の冠雪」を今年度から4年前まで遡ってご紹介します。

日付を記載しますので、上高地の冠雪した景色を見にくる場合はぜひ参考にして下さい。

【穂高の初冠雪は例年10月が目安です】

穂高連峰が雪化粧した景色は人気で、紅葉と同時に見たい方が多いと思います。

上高地で見られる紅葉は9月下旬から11月上旬まで。

9月下旬には、山頂付近が色づき始めます。

10月中旬には、山の中間部が黄葉（おうよう）します。

例年10月下旬から11月上旬までが、上高地の黄葉のピークです。

そのため、穂高連峰が初冠雪する時期と黄葉の季節は被ることとなります。

今年度の穂高連峰の初冠雪は10月7日でした。

今年2023年初冠雪の穂高連峰（10月7日）

穂高連峰の冠雪は早ければ10月上旬になります。

ですが、この時期降る雪は基本的にとけてしまうため、数日後には雪の無い穂高連峰に戻ります。

現在は雪のとけた紅葉の穂高連峰がご覧いただけます。

また、10月中旬から下旬には、穂高連峰が雪化粧する頻度も増えていきます。

天気が悪い翌日に晴れますと、真っ白な穂高連峰がご覧いただけることもございます。

2020年10月18日の雪化粧した穂高岳です。

2021年10月19日薄っすらと山頂の雪が確認できます。

降雪量が少ない場合や翌日が暖かい日は、山頂のみが白くなります。

2022年10月26日の山頂にうっすらと雪が確認できます。

【雪と紅葉をセットで見たい方は10月下旬から11月上旬がおすすめ】

上高地の紅葉のピークを告げる「カラマツの黄葉」は例年10月下旬から見頃を迎えます。

その時期、穂高連峰に雪が降ることも多くなります。

そのため山は雪化粧、上高地は黄葉のピークで雪と黄葉を同時にご覧いただける季節となります。

2021年10月21日　大正池から望む雪化粧の穂高連峰

2022年11月2日の穂高連峰

2021年11月13日の穂高連峰

11月の中旬に近くなると、上高地にまで雪が降り、積もることもあります。

遊歩道や植物などが雪景色に変わって、上高地も冬を迎えます。

この時期の気温は0℃を下回ることも多くなるため、真冬の防寒着が必要となります。

上高地の2023シーズンも残すところあと約1か月となりました。

これから紅葉＆黄葉と雪の時期を迎える上高地。

是非、皆様上高地にお越し下さい。

【上高地紅葉&黄葉情報2023～山の中腹も色付いてきました～】

2023年10月10日　山の中腹が色づき始めました

冷え込む日が多くなってきました。

紅葉は最低気温5℃以下になるとグッと進むと言われています。

上高地でもチラホラと5℃以下になる日が多くなっています。

上高地全体では、カエデなどの広葉樹が10月中旬、黄葉のメインであるカラマツが10月末から11月第一週頃が見頃になりそうです。

細かい時期の目安を知りたい方は、過去の紅葉情報をまとめた記事がありますので、下のバナーからからご覧下さい。

上高地の自然や歴史、魅力をご案内するガイドウォークを実施中です！

皆様のご参加をお待ちしております。

本日の天気は曇り時々晴れ間のち雨。

気温は朝が12℃、昼が14℃。

一日の気温差が小さい日となりました。

「秋の空は七度半変わる」

お天気が変わりやすい秋の空となっております。

上高地観光にいらっしゃる場合は、天気予報を事前に確認することをおすすめします。

また、衣類はフリースやダウンジャケット、手袋など、平地での冬の服装をご用意ください。

じゅん