上高地は秋が深まり、冬がどんどん近づいているようです。
遊歩道を見渡せば美しい葉の色づきを楽しむことができます。
見上げるばかりではなく、今日は足元に目を向けてみました。個性豊かな葉が落ちています。
今日は明神方面で見つけた落ち葉をご紹介します。
まずは大きくて存在感のある落ち葉です。私の手よりもかなり大きいです。
これはトチノキ(栃の木)の落ち葉です。木の実は「栃餅」にすることで有名ですよね。葉と一緒に木の実も落ちているかもしれません。
サクラの種類の落ち葉も見つけました。でも、なんだかサクラの葉らしくないような見た目ですが…
シウリザクラ(朱利桜)の落ち葉でした!大きさはかなり大きめで長さが10~15cmほどです。紅葉する葉が多いですが、黄葉するものもあります。葉とともに花の形もサクラのイメージとは異なり白い花がブラシ状に咲きます。
最後にご紹介するのは紅葉を迎える時期にも関わらず、色づかない落ち葉です。虫食いもよく見かける葉です。
この緑色の葉を落とす木の名前はタニガワハンノキ(谷川榛木)です。緑色のまま落ちているなんてちょっと不思議な現象ですね。
落ち葉を観察しながらの散策は秋の楽しみの一つです。ガイドと一緒に小さい秋を見つけてみませんか?
今日の朝の気温は10℃、日中で13℃となっております。防寒対策をして寒さに負けずに散策にでかけましょう。
ななみん