綺麗なお花には、人だけでなく虫たちも集まります。
段々と夏の日差しが強くなり、夏のお花がちらほら出てきました。夏のお花は大きくてカラフルなものが多いのですが、それは人に見せるためのものではなく虫を呼んで花粉を運んでもらうための形や色なんです。
お花は虫たちが蜜を吸っているすきに虫に花粉を付け、遠くに運んでもらっているのです。
小さいお花には小さい虫たちが来て、体中花粉まみれで蜜を吸っています。
白いお花は「ハナチダケサシ」。と、ハナアブの仲間が2匹。羽が陽に当たってキラキラしています。
黄色いお花は「サワギク」。と、こちらもハナアブの仲間。
花によって来る虫たちも違ったりします。
お花はいろいろ考えていて、マルハナバチ(クマバチなど)などの力のある大きなハチにしか蜜を吸うことができない形をしているお花もあったりするんです。植物って動けないけど実はすごいんですね。
虫がいっぱい来ているお花は形や色もきれいですが、匂いもいい香りがするお花が多いのでぜひ嗅いでみてください。息を吹きかけると虫もちょっとどいてくれたりします。
今日の上高地は少し雲がかかっていて朝7時頃で18℃、11時現在で21℃と過ごしやすい日になっていますが、水分補給はやっぱりこまめにとりましょう。油断大敵ですよ!
つくし