最近、可愛らしい子供の野鳥の姿を見ることが多いです。
一番上の写真は、上高地バスターミナル付近で撮った、サメビタキの子供です。
大人と比べると、全体的にまだら模様があることが一番の特徴です。目がくりっとしていて、とってもかわいいです。
サメビタキは、秋頃に上高地を去り、暖かい東南アジアに移動をする渡り鳥の一種です。
最近、バスターミナル付近に集団でいるところを頻繁に見かけるので、もうそろそろ渡りを始める時期になってきたのでしょうか。
そして、バスターミナルから5,6分ほど上流方面に歩くと、清水川という綺麗な川があります。
その清水川に、ビンズイの子供がいました。
セキレイの仲間なので、尾羽を上下にゆっくり振ります。あどけない表情が可愛らしいです。
この鳥も、秋に暖かい所へ移動をする渡り鳥ですが、日本国内での移動をするものもいるため、冬場の引っ越し先は、海を越えた東南アジアか、それとも日本国内の暖かい所か、みなそれぞれです。
この子はどこへ行くのでしょうか。
小さな体で海を越えて渡りをする鳥も多く、今年生まれた子供たちも、大人と一緒に渡りをする時期になってきました。
移動した場所で無事に冬を越して、また夏に上高地に戻ってきてほしいなと思います。
ちよ