こんにちは！ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です。
11月1日現在、上高地ではカラマツの黄葉が見頃を迎えています。
今回はカラマツについての簡単な説明と、撮影におすすめのフォトスポットを3か所ご紹介します！

カラマツってどんな木？

カラマツは寒冷地に生育する日本固有種です。
毎年秋になると葉が黄葉（おうよう）して落ち、春になると新しい葉をつける、松の仲間では珍しい日本唯一の落葉針葉樹です。
黄色く色づくことから「紅葉」ではなく「黄葉」と呼ばれ、上高地の秋を代表する風景のひとつです。

カラマツの黄葉を撮るならここ！現地ガイドおすすめのフォトスポット

小梨平キャンプ場

上高地バスターミナルから上流へ10分歩いたところに、小梨平キャンプ場があります。
河童橋方面を背にして左側の方へ入っていくと、梓川沿いに出ることができます。
穂高連峰を間近に望むことができる絶景スポットですが、後ろを振り返るとカラマツの並木も圧巻です。

カラマツの黄葉

小梨平キャンプ場から見る穂高連峰

また梓川を背にして上を見上げると、迫力ある六百山とカラマツの黄葉も楽しめますので、小梨平キャンプ場に立ち寄った際はぜひ見てみてください。

六百山とカラマツの黄葉

西糸屋山荘前の梓川沿い

バスターミナルと反対側の岸を下流の方へ2分ほど進むと西糸屋山荘さんに着きます。
西糸屋山荘さんの玄関正面に梓川沿いの開けた場所があり、そこからは対岸のカラマツを梓川と一緒に楽しむことができます。
日差しに照らされるとさらに黄葉の鮮やかさが増します。

西糸屋山荘さん前から見るカラマツの黄葉

大曲（おおまがり）

河童橋からバスターミナル側の岸を下流に20分ほど。
梓川が大きく曲がっている場所を「大曲（おおまがり）」と呼んでいます。
目の前がひらけており、バスターミナル周辺から続くカラマツの黄葉をずらっと眺めることができます。

カラマツの黄葉

以上、この時期に上高地で楽しめるカラマツのフォトスポットのご紹介でした！
見上げれば色鮮やかな黄葉、足元にはいろいろな形の落ち葉が広がり、上高地の秋を存分に楽しめます。
上高地にお越しの際はぜひ、残りわずかな秋の景色をお楽しみください。

【上高地の紅葉&黄葉リアルタイム情報2024～カラマツの黄葉が見頃です～】

例年より1週間ほど遅れましたが、現在カラマツの黄葉が見頃です。
色合いを見ると、このあと1週間ほど見頃が続きそうな様子ですが、雨予報の日が続くため、数日ほどで落ちてしまう可能性があります。
黄葉をご覧になりたい方はお早めにお越しください。

例年の上高地の紅葉・黄葉の時期については下記ブログもご覧ください。

ファイブセンスでは、紅葉&黄葉をはじめ季節の魅力をお伝えする「上高地ゆったりウォーク」を実施しています。
こちらもぜひご参加ください！

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皆様のお越しを、ガイド一同お待ちしております！

【上高地の気温・服装情報～暖かくしてお越しください～】

11月1日の上高地は曇りのち雨。朝の気温は7.5℃、日中の気温は13.2℃でした。
川沿いは風が強く、冷えますので、ネックウォーマーや手袋などの防寒グッズがあると便利です。

まー

【上高地オンラインガイドツアー、11月10日(日)開催です！】

上高地オンラインガイドツアー、次回の開催は11月10日(日) 15:00から。今シーズン最後の配信です。
秋の上高地の代名詞、カラマツの黄金の黄葉をお楽しみください。

ご視聴はこちらから。事前申し込み等は必要ありません。

【上高地ネイチャーガイド・メンバーシップチャンネル】

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