こんにちは!ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です。
10月12日から通行再開した左岸遊歩道(小梨平キャンプ場奥~明神区間)を通って徳沢まで散策してきたので、今回は今見られる上高地の秋の景色をご紹介していきます。
【河童橋~明神~徳沢で見つけた上高地の秋】
ユキザサの実
遊歩道を歩いていると、道の脇に生えているシナノザサの隙間に、ところどころ赤い実を発見しました。
これはユキザサの実。人間も動物も食べられるそうで、ほんのり甘いそうです。
※上高地では自然物の採取が禁止されています。
ユキザサの花は5月下旬から6月上旬ごろに見られます。
名前の由来の通り、雪の結晶のような可憐なお花です。
六百沢の景色
今年5月末~7月初めの三度の大雨によって土砂が流れ込み、以前よりもさらにあたり一面が真っ白な景色に変わった六百沢。
7月1日の大雨以降、3ヶ月と少しの間通行止めとなっておりましたが、10月12日についに通行できるようになりました。
落ち葉の影響で、また不思議な雰囲気ある森に変わりました。
※通行は可能となりましたが、状況により遊歩道を閉鎖する場合があります。
詳細は[自然公園財団 上高地支部]のページをご覧ください。
カツラの黄葉
この季節、森の中を歩いているとわたあめのようなとても甘い香りがしてくることがあります。
その匂いの正体は、この丸くてかわいらしい形をした、「カツラ」の葉っぱなんです。
カツラは黄葉して葉っぱが落ちる段階になると、マルトールという発酵した成分の匂いを出すそうです。
嗅いでいるととても美味しそうで、思わずお腹が空いてしまいそうな香りです。
古池
明神を越え、徳沢方面へ歩いている道中に左側に見えてくる古池。
今の季節は水面に落ち葉が溜まっていて、とても秋を感じる美しい景色でした。
トチノキの紅葉
徳沢方面でとても大きなしずく型の葉っぱが落ちていたら、トチノキかもしれません。
どれくらいの大きさかというと、手よりも大きいサイズです。
上を見上げると、大きな手のひらのような葉っぱの色が少しずつ変わってきている様子を見られます。
今の季節は足元を見ても、上を見ても、とても綺麗な色に染まった葉っぱたちを見られます。
秋の上高地を散策される際はぜひ、森をいろんな角度から楽しんでみてくださいね。
【上高地の紅葉&黄葉リアルタイム情報2024~川沿いは色濃い紅葉が増えてきました~】
上高地の紅葉・黄葉は、10月22日現在でカエデやトチノキがかなり色付いてきています。
今朝もかなり冷え込みましたので、見頃が近づいてきているのを感じます。
例年の上高地の紅葉・黄葉の時期については下記ブログもご覧ください。
ファイブセンスでは、紅葉&黄葉をはじめ季節の魅力をお伝えする「上高地ゆったりウォーク」を実施しています。
こちらもぜひご参加ください!
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皆様のお越しを、ガイド一同お待ちしております!
【上高地の気温・服装情報~日中でも空気が冷たいです~】
10月22日の上高地は晴れ。朝の気温は2℃、日中の気温は12℃でした。
朝晩は息が白くなるほどとても寒くなっており、日中も日陰はとても肌寒く感じます。
ダウンや手袋、ニット帽など、平地の冬の服装でお越しください。
まー
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上高地オンラインガイドツアー、次回の開催は11月10日(日) 15:00から。今シーズン最後の配信です。
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