こんにちは！ネイチャーガイドファイブセンスの「まー」です！
今回は、この時期に上高地で見られる秋の実りをご紹介します。 散策中にぜひ探してみてください！

小梨（コナシ）

小梨平キャンプ場周辺でよく見られる小梨は、初夏に白い花を咲かせ、その後緑色の実をつけます。
秋が近づくと実は赤くなり、寒さから身を守るために糖分を出して甘くなります。そうなるとサルや野鳥が食べ始めます。
※上高地は国立公園なので、採取は禁止されています。ご注意ください！

小梨の赤い実

関東真弓（カントウマユミ）

人の名前のようなこの木は、昔は弓の材料として使われていました。
最初は緑色の実をつけますが、秋になるとピンク色に変わり、最終的にくす玉のようにパッカーンと割れて、中から真っ赤な種子が顔を出します。
野鳥やサルが種子を食べますが、人間には有毒で、食べると嘔吐や下痢、筋肉麻痺などの症状が出るので注意が必要です。
上高地では小梨平キャンプ場や中ノ瀬園地のあたりで見られます。

カントウマユミの実

広葉蛇上らず（ヒロハヘビノボラズ）

この不思議な名前の植物は、枝や幹に鋭いトゲがあるため、蛇が登れないという意味で名付けられました。
小梨平キャンプ場で見られ、秋には赤い実をたくさんつけます。こちらも野鳥やサルが食べます。

ヒロハヘビノボラズの実

以上、秋の実りをご紹介しました！可愛らしい実がたくさんありますので、ぜひ散策中に探して写真に収めてみてください。
ただし、採取は禁止なので、食べないようにご注意くださいね。

【上高地の紅葉&黄葉リアルタイム情報2024】

梓川沿いの木々や山の中腹付近が少し色付いてきてはいますが、まだまだ緑が多いです。
上高地が本格的に色づき始めるのは紅葉が10月半ば頃から、黄葉は10月後半からになりそうです。
カエデの葉などはちらほら色付いてきているものもあるので、散策の際はぜひ探してみてください。

上高地の紅葉・黄葉の時期については下記ブログもご覧ください。

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こちらもぜひご参加ください！

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【上高地の気温・服装情報～朝晩が冷え込んできました～】

10月4日の上高地は雨で、朝の気温は15℃、日中の気温は17.9℃です。
雨が降ったり止んだりしているので、折りたたみ傘やレインウェアがあると安心です。

まー

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