こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスの「ユウシ」です。

8月下旬となり、夏がもうすぐ終わると感じている方も多いのではないでしょうか？

上高地の日中は日差しが強く、観光していると汗ばむことが多いです。

その反面朝夕は気温は下がり、肌寒く感じることが多くなりました。

そして散策しているとススキが伸びてきたりと、まだ夏なのに秋が始まっている様子が伺えます。

今回は8月下旬に見える、上高地の秋らしい風景を紹介します。

これから上高地を観光する方はこの記事を参考に、夏を味わいながら、秋らしい景色を見てもらえたらと思います。

【8月下旬に見える、秋らしい景色】

こちらは現在（8月22日）の田代湿原です。

青い空、雨が降り出しそうな雲が、夏によく見る景色かなと思うのですが、湿原に伸びている植物の色を見てください。

湿原の色が黄緑色と、夏には似つかわしくない色合いとなり、すでに季節が秋に変わってきているんだなと感じられる眺めです。

そして秋と言えば真っ先にイメージするのが「ススキ」だと思います。

すでに上高地ではススキが伸び始め、場所によっては「ススキと山」と言った、秋らしい風景を見ることができます。

時にはトンボがススキの上で休んでることもあり、夏とは思えない景色が見えるでしょう。

上高地ではアキアカネ（赤とんぼ）が飛んでることもあるので、赤いトンボを探して歩くのも楽しいかもしれません。

そしてまだ一部ではありますが、紅葉し始めている木がいくつかあります。

真っ赤に染まるのはまだ先ですが、場所によっては葉を落としている木がたくさんあり、夏の終わりをしみじみ感じることができます。

地面や葉っぱの上に落葉した葉も見ることができ、10月に紅葉した風景が見られると思うと待ち遠しいですね。

上高地の紅葉・黄葉の見頃は、カエデやハルニレなどの広葉樹が10月中旬頃、カラマツが10月下旬頃です。

9月頃から上高地の紅葉・黄葉情報を上げていきますので、秋の景色が楽しみの方はもう少しお待ちください。

今回ご紹介した写真は、9月10日配信予定の「上高地オンラインガイドツアー」からの抜粋です。

ブログ下部に案内がありますので、そちらも是非ご覧ください。

上高地の現地ガイドはこちらのバナーからご覧ください。

今日の上高地は朝が17℃、日中が24℃。

気温が少しずつ下がってきて、朝夕は肌寒く感じることが多くなりました。

しかし日中は日差しが強く、歩いていると汗ばみます。

上高地を散策するときは、熱中症に気を付けて水分補給、紫外線対策を忘れずにしましょう。

また最近は午後から雨が降ることが多いので、折り畳み傘やレインウェアを必ずリュックに入れてお越しください。