こんにちは。ネイチャーガイドファイブセンスのさくらです。
いよいよ年の瀬。上高地の麓の松本市街地でも、外で大掃除をしていると、水洗いしたものが端から凍っていく寒さです。
前回の「上高地コラム」では、日の出と朝焼けの時間を特集しました。
というわけで今回の「上高地コラム」では、日の入り・夕焼けの時間をご紹介します。
前回のブログにて、上高地の日の出は山に遮られるため時間がわかりにくいという話をしましたが、夕方の日の入りは、日の出ほど大きくは時間がずれません（上高地・河童橋の付近から見ると、西側は東側ほど高い山が近くに迫っていないため）。
また日の出と違い、その時間を狙って目覚ましをかけるというわけでもないので、日の出ほど時間を気にする方は少ないかもしれません。
水平線・地平線に日が沈む時間は、「日の出・日の入り」などで検索すると調べることができますが、上高地で太陽が山に隠れる時間は、それよりもおよそ1時間ほど早くなります。
なお空が焼けて赤っぽく色づくのは、水平線・地平線に日が沈む時刻ちょうど～20分後くらいにかけて。
ただし焼けるのは雲がほどよくある日だけで、ひと月に数日程度という頻度です。
それでは、それぞれの季節の日の入り・夕焼け写真を撮影時刻とともにご紹介していきます。
2012年4月14日18:11
やや雲が多めですが、焼岳が白く雪をかぶっています。
山が白い時期の風景はやはり格別です。
2010年5月20日18:57
2009年6月16日18:59
2018年6月24日19:20
一年で最も日の入りが遅い時期。
この時間でもかなり空が明るいので、星が見え始めるのは20:30頃からです。
夏の星見を計画される場合はご注意ください。
2010年7月20日19:11
2016年7月18日17:28
大正池付近からの日の入り。
太陽が山に隠れる時点では、日の光はまだ真っ白です。
2020年8月21日18:40
2010年9月4日18:12
雲の量によって焼け具合がずいぶん違いますね。
2020年10月31日15:31
日が沈む方角も季節によって違いますが、10月末頃は河童橋から見て、ちょうど焼岳山頂の方角に日が沈みます。
2020年10月10日17:26
2014年10月18日17:03
穂高連峰にあたる夕日。
このように山が染まる風景は、空が焼けるよりもずっと頻繁に見られます。
2010年11月11日16:41
同じく穂高連峰ですが、雪で白くなるとまた印象が変わりますね。
どの季節でも、日差しがなくなると一気に気温が下がります。
夕方の風景を楽しむ際には、ぜひ上着を一枚余計にお持ちください。
さて、これにて2022年のブログは最終回となります。
今年一年お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。
さくら
※上高地は冬期休業中です！
11月中旬から4月中旬までの約5か月間、上高地は冬季閉鎖となり、ホテル・レストラン・バス等の営業もありません。
冬の上高地へお越しの場合は、雪崩や地吹雪の危険がある中での冬山登山となります。
お越しをご検討の方は必ず以下をご確認ください。
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今年の講習会も、松本市・信毎メディアガーデンでの「対面講習」と、WEB配信の「オンライン講習」を同時実施いたします。
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第三回「上高地の樹木」2023年1月29日(日)
第四回「上高地の歴史」2023年2月12日(日)
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■オンライン講習（対面講習をYoutube Liveにて同時配信）
・10:30-12:30 午前の部[スタンダード] 各回1,500円
・14:00-15:30 午後の部[バラエティ] 各回1,000円
冬期も、FIVESENSEのイベントへのご参加をお待ちしております。
宿泊しないと朝夕の変化を見ることができませんね。2022年は自然の醍醐味を沢山感じることができました。また、日々変化する上高地、コラム楽しみにしてます。。
皆様、お体ご自愛ください。
きじきび様
コメントありがとうございます。
朝夕の風景はやはり特別感がありますね。写真を集めてみて改めて、風景の変化に驚きました。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
さくら